『ハッピー☆マテリアル』をCDTVのランキングで一位にしちゃいましょうか?

ネギま!OPハッピー☆マテリアルをCDTVのランキングで 一位にする事を目的とするページ」なるものがあるのは知っていたが、まあ2ちゃんねる、しかも今回はお子ちゃま(当て字は嫌いなんで厨房とは呼びません、悪しからず)がぞろたむろするニュー速VIP板発ということでシカトこいてたんだけど、こんな感じでWebのニュースサイトでも取り上げられるほどの話になっているとは思っていなかった。
(参考:「アニメソングをチャート1位に」 ネット運動勃発ミラー@読売新聞
2ちゃんねる発のフラッシュモブと言えばThe TIME誌の田代まさし騒動や仙台ジェンキンス騒動が思い出されるけど、Web上のフォームを押すだけのこれらと違って\735のCDを買うという決して無視できない手間があるにもかかわらず、それでもなおこれだけ盛り上がってしまうのはとどのつまり

真面目な事言うと、声優が歌ってるアニメの主題歌ごときがオリコン3位に入っちゃうほど、日本の音楽界は病んでいる(売れない)って事なので、歌手の直太朗君は鼻で笑ってる場合じゃないんだよね。
(私立リリアン・テュラム女学園〓ゼ・マリア様がみてる〓ついでにルナマリア様もみてる。アズマリア様もいっとく? - 森山直太朗が「ハッピー☆マテリアル」罵詈雑言より)ってことなんじゃないでしょうかねえ。(その文章の後段にはavex批判があったけどいささか見当はずれに思えた部分があったので割愛)
うぱーのお茶会:J〓WAVEで森山直太朗が『ハッピー☆マテリアル』を流し、いつもの罵詈雑言」で件の暴言は読めるけど、所詮は無邪気な“アーチスト”の発言だというのを考えるとこの発言自体にそこまで意味はないんだよね。熱心なファンの皆さんのナイーブな心は傷つけられたにしても。つーか硬派を謳っている歌手の番組でわざわざこういう曲を流す、というのは制作側が暗にこんな感じの発言を求めていた、というのが見えてきてちょっとイヤな気分にもなります。
さしずめこの件は大元の「声優を何人かずつのユニットに組んで月替わりでリリースする」というような歌謡曲にするにはしょっぱい企画を動かすための母体という形でしかレコード会社(という言い方もCD時代には古いですかね?)が生き残れないことの証明、言い換えると終焉を迎えた邦楽ギョーカイの最後のあだ花、ってトコなんでしょーかね、やっぱり。