お前ほんとに98か?!

 ACアダプタを挿し、起動させてみるとお約束の「システムがありません」という表示。あわよくばWindowsまで入っているといいなあ、と思ったのも結局ぬか喜び。

 そんなわけでCanBEでFDISK,FORMAT,SYSコマンドを付けた起動ディスクを作るのだが、どういうわけか98x1シリーズオリジナルの1.2MBytesのフォーマットで受けつけなかったのであきらめかけるが、ストックに720KBytesのディスクがあったのでそれで作るとさっくり動く。その状態で領域設定、フォーマット、システム転送を行って95DOSのHD起動ができるようにして、1.44MBytesのディスクの読み書きができることを確認。

 ついででダメモト承知で1.44MBytesのディスクで起動してみるとそれでも立ち上がる。俺は今まで
「1.44MBytesのフロッピーだと9821シリーズの起動ディスクにはできない」
と思っていたけど、それがさっくり覆されて結構ショック。

 それなら、ということでFreeBSD(98)の一般向け最新版である 4.2-RELEASEのインストールディスクを作って起動することを確認。おお、これならあきらめかけてた真の常時接続環境が復活できる! と思い。

 やはり紙媒体で読めるテキストがあると違うなぁ。FreeBSD Press ( http://www.ux.mycom.co.jp )の1号が手許にあって本当に良かった。