TV買い替え完結編、ただし蛇足のオチ付き

 手持ちの現金が尽きかけたので銀行に行って残高を調べたら思ってたより一万多かったという意外な展開。その足で空港通りにあるリサイクルショップに行って\12,000-の日立製の21インチテレビを即ゲット。自分の運のよさと金銭感覚のなさを思い知らされた。しかしこのあと意外な結末が!(アサヤン)



 いつものように夕方にバイトから帰り、すぐ寝たあとまだしっかり目が覚めていない状態でごろごろしているとそのはずみでCanBe付属のリモコンの“CD”ボタンを押してしまう。ピーッ、と聞きなれない起動音とともに排気ファンの回る音が聞こえ始める。何が起きたか一瞬理解できなかったが、CDプレイヤーを模した画面が表示され、ようやくこれが話に聞いていた「インスタントCDプレイヤー」だと理解する。リモコンの電源ボタンを押すといつものように電源が切れる。

 そうなるともうひとつの機能にして自分が望んでいた「インスタントTV」が動くのでは、とは思ったのだが先日とある掲示板で「ハードディスク上にこれこれこういうファイルが必要」とあるうちのいくつかがなく、これで動いたら笑っちゃうよな、と思い“TV”キーを押したらまた同じようにピーッ、という音とともに電源が入り、普通のテレビよりは時間がかかってはいるもののテレビの画面が表示された。つまりきちんと動きやがったのでした。笑っちゃうどころか愕然としてしまう。今まで「テレビがない!」とわめいた数日間は一体なんだったんだ、と。

 そうなると朝に買ってしまったテレビをどうするかで慌てまくる。キャンセルするか? しないのか?! できなかったらどこに売る? 各種つまみのカバーがないから吉塚のEcoMallに売れるのか? それとも近くの店で妥結するのか?! と、まとまらない考えがグルグル回る。RGVさんの助言もあり、キャンセル料を取られてもこの場合は授業料だと納得できるので、とりあえず店が開く直前にダメモトでキャンセルの電話をかけてみることだけは決めてみる。

 動くようになったCanBeのテレビ機能で「人気者で行こう!」、「Project-X」、「百年の物語http://www.tbs.co.jp/100nen/ )」をザッピング。ああ、プラモの改造をするにしてもBGVにテレビのある生活はなんと潤いのあることか。